組織マネジメントの現状を6項目でスコア化。Wistantにダッシュボード機能が追加されました
Wistant運営より Wistantの使い方
2020. 12. 02

組織マネジメントの現状を6項目でスコア化。Wistantにダッシュボード機能が追加されました

この度、Wistantに新しく「ダッシュボード」機能が搭載されました。本機能のポイントは、以下の通りです。

  • ・マネジメントの現状を6項目でスコア化。「自社のマネジメントで改善が必要なポイント」が明確にわかり、解決のためのアクションが打ちやすい
  • ・レーダーチャートで現状が直感的に把握できるだけでなく、過去のデータとの比較も簡単。組織の変化を見ながら、マネジメント改善のPDCAを素早く回すことができる
ダッシュボード_推移_cut


Wistantは、マネジメントの改善によって組織で働く人のパフォーマンスを100%引き出すソリューションです。今回のダッシュボード機能の実装により、自社のマネジメント課題を特定し、改善につなげることがより実現しやすくなりました。

米調査会社Gallupが提供しているデータによると、離職の原因の50%はマネージャーにあると言われています(※)。それほど多くの企業がマネジメントに課題を抱えているものの、具体的な解決策や打ち手に乏しいのが現状です。

※参考:State of the American Manager

その課題に対し、Wistantは「マネジメントの実行支援ツール」として、目標設定と管理、1on1、フィードバック(評価)というマネジメントの3大イベントをサポートする機能を提供しています。

さらにWistantが強みとするのが、マネジメントの現状を分析する機能です。今回実装されたダッシュボードは、その分析機能を大きくパワーアップさせたものになります。

リリースに先立ち、先行してご覧いただいていたお客様からは下記のようなお声を頂戴しています。

  • ・マネジメントの「何」を改善すれば良いかが一目瞭然となり、人事施策を考える上でとても参考になる。また施策を行ったあとの効果検証が定量的にできるので、PDCAを回しやすくなった(IT / 人事責任者)
  • ・もともとは自部署におけるマネジメント改善に集中していたが、ダッシュボードを見たときに、より広い事業部や全社規模で改善していった方がインパクトが強そうだ、と認識を改めた(製造業 / 部長職)
  • ・目標達成する上で必要なアクションの明確さや、コミュニケーションが足りているかといった定性的な情報もスコアで見られるのが面白い。マネージャーでも人事でも、マネジメント改善に利用できそう(メーカー / 部長職)

6つの「マネジメントスコア」を算出し、組織の現状を見える化

ダッシュボードで用いられているマネジメントスコアは、下記の6種です。すべて100点満点でスコア化されており、毎日更新されます。

ダッシュボード_メインパートのみ_cut

 

①目標の進み具合(ヘルスチェック)

メンバーが、「自分の目標に対する進み具合をどう感じているか」を示すスコアです。目標ヘルスチェック機能(※)で集計されたデータから算出されます。

②目標の達成度

Wistantに登録されている、実際の目標達成率から算出されます。「客観的に見て、現状の目標達成度がどのくらいか」を示すスコアです。

③目標の更新率

Wistantに登録されている目標が、実際に更新されている頻度から算出されます。「1人ひとりが自分の目標をどれだけ意識できているか」を示すスコアです。

④目標達成に向けた次アクション

「目標達成に向けて、次にやるべきことが明確になっているか」を示すスコアです。目標ヘルスチェック機能で集計されたデータから算出されます。

⑤目標達成のためのコミュニケーション

「目標達成に向けて、周囲への相談や壁打ちは十分に行われているか」を示すスコアです。目標ヘルスチェック機能で集計されたデータから算出されます。

⑥1on1の実施率

Wistant上に記録されている1on1の実施率から算出されます。「パフォーマンス向上のために重要な対話の場である1on1が、十分に実施されているか」を示すスコアです。

それぞれのスコアは100点満点で算出されますが、それに加えて「理想的」「平均的」「改善が必要」の3種にラベリングされます。

 

※目標ヘルスチェック機能とは:毎週〜毎月の任意のスパンで、1人ひとりが自分の目標に対する現状を確認するWistantのセルフサーベイ機能です。管理コストを下げながら、目標達成を強力にサポートします。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

「マネジメントスコア」は、組織改善にどう活かせるのか?

マネジメントスコア3種.001

Case1:「目標の進み具合」は理想的だが、「目標の達成度」は改善が必要な場合

メンバーが「自分の目標に対する進み具合は順調」と主観的には感じているにも関わらず、客観的に見ると目標の進捗が遅れている…というのがこのケースです。

このような場合は、セルフフィードバックを実施する、マネージャーから1on1等で現状認識が正しいかどうかの投げかけを行う、などの施策を通じて、メンバーの自己認識を高める必要があります。現状認識の誤りは目標達成のハードルになるため、できるだけ早く改善することが望ましいでしょう。

Case2:「目標の達成度」と「目標の更新率」がともに改善が必要な場合

そもそも目標の更新率が低いということは、目標を意識したり、目標に対しての振り返りを行ったりする機会が不足していることを示しています(更新率のスコア算出では、実際に数値を更新しなくても、目標ヘルスチェックを行っていればカウントされているため)。

しかし、そもそも目標意識が低いと、日々のアクションが目標達成に向けて修正されません。ですので、1on1等で目標に特化した対話の機会を設けるなど、自分自身の目標を意識するような施策を行うと良いでしょう。

Case3:「1on1の実施率」は理想的だが、「目標達成のためのコミュニケーション」は改善が必要な場合

たとえ1on1が十分に実施されていても、その対話の質が低い、もしくは内容が偏っている、ということは十分に考えられます。

1on1を導入する目的は企業ごとに異なりますが、このようなケースでは、敢えて1on1で目標について話すように推奨することもオススメです。もしくは、1on1以外に目標達成について相談ができるような場を設けても良いでしょう。

本機能をご体験されたい方は、ぜひ無料トライアルよりお申し込みくださいませ。

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