「自分はもっと評価されるべきだ」
「何で、あの人の方が自分より評価が高いのか」
従業員のこうした不平不満に、頭を悩ませている人事やマネージャーの方は多いのではないでしょうか?
評価における納得感の低さは、多くの会社が抱える悩みのひとつです。
今回は、マネジメントツール「Wistant(ウィスタント)」のフィードバック機能を使用して、評価の納得度を高める方法をお伝えします。
1:評価の納得度が低い理由
2:評価の納得度を高める、3つの解決策
3:「Wistant」のフィードバック機能を活用した、評価の運用法
4:まとめ
評価の納得度が低い理由は、主に2つあります。
一般的に評価面談は、四半期ごと、もしくは半期ごとに実施している企業が多いかと思います。しかし、その間隔が長いため、部下・上司ともに期初に設定した目標を忘れがちです。
また、評価の具体的な内容がどうしても期末の行動や実績に引きづられがち、という問題もあります。
しかし、本来の評価面談では、該当する期間の行動すべてをしっかりとふりかえり、目標に対する進捗度合いを定量的に見ながら、適切なフィードバックを行う必要があります。
さもなければ、評価する側とされる側、双方が納得した評価を行うことはできません。
例えばマネージャーが実務も行っていて業務の負担が大きい場合などには、部下の様子を十分に観察できないため、適切な評価やサポートを行うことが難しくなります。
特に、働き方改革が叫ばれている現代では、マネージャーにしわ寄せが来るため、彼らの業務負担はより増加しています。このような状況では、上司が部下に対して腹落ちさせる評価を下すことが難しいです。
それでは、どのように納得度の高い評価面談を行うことができるのでしょうか?
評価の納得度を高めるためにできる、3つの施策をご紹介します。
日頃の上司と部下のコミュニケーションは、部下の観察をする上で必要不可欠です。ランチ休憩などを定期的に部下と共に過ごすことから始めると良いですね。
実際、2015年に発表されたHarvard Business Review によると、ランチを共に摂るチームの方が成果が良いことがわかっています。
また、Peapodが行った調査よると、ランチを共にとるチームの方が、取らないチームに比べ、10%以上仕事に対して幸福を感じていると回答しています。
部下との信頼関係を築き、しっかりとパフォーマンスの状況を把握することができれば、納得感の高い評価をすることができますね。
(※参考記事)最高の上司と部下の関係性の築き方
日常的にこまめなフィードバックをすることは、部下の目標達成に大きく貢献します。
また、部下は日頃上司から求められていることを確認することができるため、期末の評価面談の際のフィードバックと紐づけることが可能です。
フィードバックを届ける際には、以下の4点を意識しましょう。
・フィードバックを伝える前に、心理的に安全な状況を作る。
・よかった点を必ず一つ伝える。
・具体的に話す。「頑張って」で終わらせない。
・出来るだけ早く伝える。
・相手の声にも耳を傾ける。
(*参考記事)5 Steps for Giving Productive Feedback
日常的に送るフィードバックは、期末の評価面談に結びついている必要があります。日頃届けているフィードバックと評価に結びつきがない場合、評価に対する納得度は確実に下がります。
それ故、日頃のフィードバックが評価に結びついていることを、評価者と被評価者の間で相互理解している必要があります。
しかし、日々の業務の中で上記の3点(コミュニケーション、日常的なフィードバック、日常的なフィードバックを評価面談と結びつける)、すべてを実行に移すことは難しいですよね。
そこでご紹介したいのが、マネジメントツール「Wistant(ウィスタント)」です。
Wistantを使うと、マネジメントに関する課題がデータで可視化されるとともに、1on1、目標管理、そしてフィードバック(評価)を一括で管理することができるようになります。
今回は、Wistantが持つフィードバック機能に絞って説明をしていきます。
Wistantではフィードバックのテンプレートを作成することができ、評価項目の統一を行うことができます。
作成されたフィードバックのフォーマットをもとに、相手に対してフィードバックを送ることができます。
リマインドを設定することができるため、フィードバックをし忘れることも無くなります。
自身に対する評価を記入する自己フィードバックを作成することができます。
そうすることで、評価者と被評価者の認識の差をお互いに確認することができ、より満足感の高い評価を行うことができます。
フィードバックの提出状況を一目で確認することができます。
評価の納得度を高める方法はおわかり頂けたでしょうか?
大事なことは、
・上司と部下のコミュニケーションの頻度をあげる事
・日常的なFBを可能にする事
・日常のFBの延長線上に評価を位置付ける事
の3点です。
そのためには、Wistantのようなマネジメントツールを使用することもひとつの案ですね!
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